195 名前: 名無し三等兵 04/01/26 14:58 ID:???

ネタ。エルフとカレー。

エルフの森に派遣された僕達の小隊は、今ある病気にかかっていた。
カレーが食べたい病である。
エルフが持て成してくれる御馳走は、毎回レパートリーに富んでいて、
糧食係の僕も感心させられる所しきりだが、困った事に総じてとにかく薄味なのである。
ある隊員が呟いた、「カレーくいてー」の一言が連鎖的に大きくなり、とうとう爆発寸前まで拡がってしまった。
そこで白羽の矢が僕に向けられた訳である。

だが、意外にもカレーに使えそうな香辛料は簡単に見つかった。
エルフの料理にも香辛料は欠かせないらしく、塩分の代わりに使って味を整えるのだそうだ。
結構種類のある中からチョイスし、早速キャンプでスパイス調合を始める。
隊員も臭いを嗅ぎ付けやって来ては、スパイスの臭いを嗅いで腹を鳴らしていた。
野菜を刻み煮込み始めた頃には、エルフ達も周りに集まって来ていた。(肉は手に入らなかったので、缶詰マメを入れた。)
飯ごうで炊いていた飯を皿にもり、出来上がったカレーをかける。
みんなが穴をあける様に見つめているなか、隊長の号令で試食会が始まった。

隊員達がもりもりとカレーをガッツく中、僕はエルフ達にもカレーを勧めた。
元々興味があったのか、スパイスを分けてもらった女性のエルフがひとくち頬張る。

キラーーーン!!

一瞬固まった後、物凄いスピードでかっ込んでいくエルフ。
ぜひレピシを教えてくれと詰め寄られ、引きながらも僕はレピシを教えた。
彼女は喜びながら、更にカレーを3皿おかわりして帰った。


196 名前: 名無し三等兵 04/01/26 15:01 ID:???

>>195続き
翌日、
エルフの長老の住処に定期訪問に向かう途中、どっかで嗅いだ事のある臭いが森中に拡がっているのが分った。
もしかして・・・
僕はヤナ予感を胸に秘めつつ、長老の住処に向かう。
が、長老は留守で本日は中央の広場で祭りを催していると聞いたのでそちらに向かう。
すると、そこには、

広間の真ん中で、でかい鍋に大量のカレーをぐつぐつ煮つつ、周りではエルフ達が踊り狂っていると言う光景

が拡がっていた・・・
その日僕と隊長は、日本にいた時でも食べた事の無いような量のカレーを、まさに死ぬ程堪能した。
僕達がキャンプに戻る頃にも、エルフ達はカレーを飽きる事無く、ただもくもくと食べ続けていた。
カレーは、日本人だけでなくエルフの心までも魅了してしまう、魔法の料理である事を僕は確信した。


222 名前: 名無し三等兵 04/01/26 16:02 ID:???

カレーネタ。その2。

帝国中部に拡がる広大な森。人々は敬意をもって「エルフの森」と呼んだ。
それまで日本との交流に頑なだった高尚なるエルフ族が、ある切っ掛けで心を許す様になる。

カレーである。

エルフ族は従来、体調などの身体的な要因をマナを頼った治療のみで頼って来た。
よって、マナの加護のみに頼る生活しか望めなかった。
エルフとて生物である。子孫を増やす為、生物として進化をする。
生存範囲を広げる為に進化を遂げて来て、他の人種にはないマナの加護を得る事に成功した唯一の人種ではあるが、
反対にそれがエルフ達を森の中に閉じ込めてしまう結果に落ち入った。
結果、文明の遅れによる外界からの隔離。不等な差別。それによる争いで、各地のエルフ達が消えていった。
それを保護したのが、日本国であり、自衛隊である。

223 名前: 名無し三等兵 04/01/26 16:14 ID:???

>>222続き
当初は人間への不信感から、自らを守る自衛隊にさえ気を許さなかったエルフ達。
しかし、カレーの伝来により風向きは変わった。

カレーはなにも、エルフ達の味覚にあったから急速に広まった訳ではない。
カレーにはエルフ達が旧来より求め続けていたある効能があった。
それは、マナに変わる大量の魔力補充食品であると言う事である。

人間の魔導師が、魔力を補充する為に炭水化物や香辛料を摂取する事は有名だが、
エルフ達はこれに独自の薬草知識を活かしたアレンジを加え、みごとな魔力補充及びマナ吸収促進を促すカレーを作り上げたのだ。
これには日本国のカレー会社も協力している。(神秘のスパイスとして、日本でも売られている)

これにより、エルフは森以外での身体的な行動の制限に縛られない、広大な生存範囲を手に入れる事に成功。
その優れた頭脳と鋭い見識で、日本を始めとした異文化を吸収していった・・・
今日、少数民族に過ぎなかったエルフが世界各地で活躍するに至った経緯は、こんな所にあったのだ。


255 名前: 名無し三等兵 04/01/26 19:50 ID:???

あるエルフが言った。

「カレーは飲み物だ・・・」

エルフとカレーその3

僕は南洋での任務で一緒にだった、若い男性ダークエルフとひょんな切っ掛けで友人になった。
それまでエルフに対する印象は、堅物で頑固の固まりって感じだとよく言われていたが、全然そんな事はなく普通に話せる良い奴だった。
ただ一つ、カレーに対する執着を除けば・・・

「君は気がつくと、いつもカレーを食べているなあ。」
「よく言われるよ。でも、この味を教えたのは君たち日本人だろ?」
「それはそうだが・・・毎日10皿は食べてるだろう。正直飽きないのか?」
「まあ、エルフにとってはカレーは飲み物みたいなモンだからなあ・・・」
・・・・・・
「はあ?」
「いや、君たちはのどが乾くと水を飲むだろ?
 私達はマナや魔力を常に消費して生きている。その為、カレーを食べて補充する必要があるんだよ」

「・・・その割には本当に旨そうに食うよなあ。・・・なんか俺も食いたくなって来た。」
「・・・私のはやらんぞ・・・」


270 名前: 名無し三等兵 04/01/26 21:06 ID:???

今日、吉野家に行ったんですよ。
そしたら駐車場は満車、駐車待ちですよ!
「うわ」とか思いつつ店に入ったらそこはもう黄色い空気。
持ち帰りレジは10人待ち、老若男女エルフ問わずですよ・・。
弁当待ちしているうちにもエルフがどんどん入ってきて
いまにも警備員呼んだ方が良いんじゃないかってくらい。
弁当目当てだったから、待っているときに客を観察してたんだけど、
小奇麗な小さいガキエルフが席を独占して、親エルフに「並ってどれ?」とか聞いてるんですよ。
しかも銀髪の品のいいエルフ婦人も息子に連れられて入ってきて、
物珍しそうに「卵を上にかけるのー、へえ・・。」とか可愛く言ってるんですよ。
いやほんと「吉野家コピペ」を作った人の気持ちがやっとわかったよ。

神経すり減らして山から下りてきた走り屋とトラック屋のおっさんと
背中でガンとばしつつ孤独に大盛りを平らげる・・。
それが吉野家じゃないのか!

挙げ句の果てに、さっきの小奇麗なガキエルフが食い終わって
「ねぇおとうさん、次はニトリ行こう」だってYO! こんな天気の良い日曜にそれかYO!
どうなってんだ、このエルフ家族・・。
まぁ節約のために妹と一緒に「カレー丼の日」の昼に弁当買いに来る方も来る方だが。

271 名前: 名無し三等兵 04/01/26 21:18 ID:???

そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、近所の吉野家行ったんです。吉野家。
そしたらなんかエルフがめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、カレー丼始めました、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、カレー丼如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、森の賢人ども。
カレー丼だよ、カレー丼。
なんか親子連れとかもいるし。エルフ4人でカレー丼か。おめでてーな。
よし、私は特盛を頼もう、とか言ってるの。もう見てらんない。ついでに臭いもきつい。
お前らな、カレールーやるからその席空けろと。
吉野家ってのはな、牛丼食う所なんだよ。
牛丼売ってない吉野屋なんて吉野屋じゃない、
牛丼なければ買いに行かない、そんな信念が吉野屋通じゃねえか。エルフ供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛福神漬大盛りで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、福神漬なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、福神漬、だ。
お前は本当に福神漬を食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、福神漬って言いたいだけちゃうんかと。
吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、
らっきょう、これだね。
大盛りらっきょうギョク。これが通の頼み方。
らっきょうってのは酢漬けらっきょうがトッピングされている。酸っぱさがカレーの旨味を引き出す。これ。
で、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強。
しかしこれを頼むと次からエルフ共に尊敬されるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、ヤキトリ丼でも食ってなさいってこった。


278 名前: 名無し三等兵 04/01/26 21:49 ID:???

諸君 私はカレーが好きだ、
諸君 私はカレーが好きだ 、
諸君 私はカレーが大好きだ 。
 
ポークカレーが好きだ、ビーフカレーが好きだ、チキンカレーが好きだ、海老カレーが好きだ。
マトンカレーが好きだ、野菜カレーが好きだ、キーマカレーが好きだ、ドライカレーが好きだ。
 
専門店で、定食屋で、ファミレスで、蕎麦屋で、屋台で、パーキングエリアで、日本で、故郷で 、
この地上で調理される 、ありとあらゆるカレー料理が大好きだ 。
 
無数の香料を用いた芸術の元祖たるインドカレーに、バターが塗られた熱いナンを
ちぎり、じっくりと染み込ませたのを食べるのが好きだ。
鮮やかな黄色に染まったナンから、焼きたての証の湯気がもうもうと上がった時など心がおどる
ココナッツソースの神秘タイカレーのグリーン・レッド等の風味豊かなスープに、
プリックナンプラーを掛けて味わうのが好きだ。
金属製の鍋に、たっぷりと入ったスープの底に沈んだ色鮮やかな唐辛子を
スプーンですくい上げたときなど、胸が高鳴るような気持ちだった。
日本ならではの、伝統が発揮された和風カレーの調和と優しさに満ちた味わいを、
炊き立てのライスと共に楽しむのが好きだ。
調味料の帝王たる醤油が、カレースープの隠された魅力をどこまでもどこまでも
引き出している様など、感動すら覚える。
即席カレーの切り札たるカレールウが、スープの中に溶け込んでいく様などはもうたまらない。
飴色になるまで炒めた玉ねぎと、細かく刻んだ大量のセロリを煮込んだスープを、
ぐらぐらと鳴る鍋でとことん煮詰めるのも最高だ。
だしをふんだんに使ったカレーうどんに、長葱と鶏肉が具に入っているのを
その感触すら心地よい割り箸で、うどんに絡み付いてくるスープごと啜りこむ時など絶頂すら覚える
専門店のカレーが、無茶苦茶に辛いのが好きだ。
余裕で食べられる筈だったその辛さにうめき、ラッシーでなんとか頑張る様は
とてもとても格好悪いものだ。
レトルトカレーの味が、予想より駄目で失望させられるのが好きだ。
「カレーの王子様」クラスの甘さに苦しめられ、完食を諦めるのは屈辱の極みだ。
 


280 名前: 名無し三等兵 04/01/26 21:54 ID:???

諸君、私はカレーを、地獄のようなカレーを望んでいる。
諸君、私に付き従う、部族戦友諸君、君達は一体何を望んでいる?
 
更なるカレーを望むか?情け容赦のない炎のようなカレーを望むか?
辛さ苦さの限りを尽くし、全世界の香料を集める嵐のようなカレーを望むか?
 
『Curry!!(カレー!!)』
『Curry!!(カレー!!)』
『Curry!!(カレー!!)』 

よろしい、ならばCurry(カレー)だ。

我々は満身の力をこめて、今まさに振り下ろさんとするスプーンだ
だが、この「亜人種」という偏見の下で密林の中に耐え続けて来た我々に、
ただのカレーではもはや足りない!!
 
激辛カレーを!!
一心不乱の激辛カレーを!!

我らはわずかに一部族、千人に満たぬカレー好きにすぎない。
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している。
ならば我らは諸君と私で、総兵力百万と一人のカレー軍団となる。

エルフを萌えの彼方へと追いやり、ビキニばかり着せたがるる連中を叩き起こそう。
首根っこを掴んでテーブルに付かせ、を開かせ思い出させよう。
連中にペパーの辛さを思い出させてやる。連中にターメリックの黄色を思い出させてやる。
天と地のはざまには、奴らの萌え概念では決して理解出来ない種族があることを、思い知らせてやる。
一千人のカレー好きの戦闘部族で、世界を食い尽くしてやる。

征くぞ、諸君。


281 名前: 名無し三等兵 04/01/26 21:58 ID:???

日本よりの輸送船。
近海で荒らしまくっていた海賊に襲われ拿捕される!!

この一報は大陸のエルフ達に衝撃を与えた!!
この輸送船には、日本で新発売のカレールーが大量に積み込まれ、10日後の盛大なセレモニーで盛大に発表される予定だったのだ。
すでに初回店頭分は予約で完売。エルフ達はこの日を首を長くして待っていた。その矢先の出来事である。

「この所行・・・許すまじ!!」

カレーまんを頬張りながら、普段は温厚で知られるエルフ族最大の族長が声を荒げて言った。
周りを囲むエルフ達も心情は一緒だった。そしてカレーまんを頬張っていた。

・・・・・・

争いごとを嫌うエルフ達。しかし、怒らせると怖い。特にカレー方面で。
エルフ選抜(ふんどしドリームチーム)は、海賊駆逐作戦でその事を世界に知らしめた。

301 名前: 名無し三等兵 04/01/26 22:33 ID:???

ドワーフとラーメン。

大陸動乱の時代。
当時、資源不足に喘いでいた日本は国内の炭坑を復活させるべく動いていた。
しかし、昔炭坑で働いていた従業員達は総じて老い、もはや経験者が皆無に等しい状況だった。
そして、ドワーフ達も帝国が強いた焦土作戦で、自ら開いた炭坑を放棄せざるえなくなった。

ここに利害の一致した日本とドワーフ一派が、炭坑復活共同戦線を張ることになる。

だが、そう簡単にはいかなかった。
ドワーフ達はかっての違う日本の炭坑にやきもきし、日本側は予想を下回る生産量に焦った。
互いにスレ違い、段々と険悪になっていく両者。

それでも彼等の友情を結び続けたモノがあった。ラーメンである。


303 名前: 名無し三等兵 04/01/26 22:44 ID:???

ドワーフとラーメンその2
動乱のさなか、物資不足が囁かれる中、営業を続ける博多ラーメン「長州力」。
ここが、彼等の憩いの場である。
かつて炭坑で働いていたドワーフはこう語る。

「日本が俺達に炭坑をくれるといってくれた時は点にも昇る気持ちだったさ。でも、実際来てみるとヒデエもんだった。
 なんでも何十年も放置しやがってたらしいじゃねえか。正直頭に来たよ。
 でもな、その帰りにラーメン屋にいったんだよ。そしたらそこの親父が昔の炭坑の事を教えてれてな。
 この炭坑を復活させてやりてえと思った訳さあ。その日は親父を秘蔵のいも焼酎も御馳走になって、一緒に炭坑節も歌っちまったさね。」

ドワーフは今でもこのラーメンの味が忘れられないと、鼻をすすりながら語ってくれた。

親父さんは数年前、癌でこの世を去った。
だが、今でもドワーフの若店主が昔の味を守り、炭坑の街でラーメンを作り続けている。


306 名前: 名無し三等兵 04/01/26 22:47 ID:???

エルフ「親愛なるニポンがもたらしてくれたカレーこそ、この世の頂点に立つべき料理である」
ドワーフ「否、様々な多様性を見せるラーメンこそ全ての料理の祖にして、最も尊ぶべき料理である」

「総理、大変です! エルフとドワーフの間で武力紛争の可能性が…」
「何だと!? 原因は何なのかね!」
「カレーとラーメンどっちが美味いか、だそうです」
「……」

308 名前: 名無し三等兵 04/01/26 22:50 ID:???

エルフとドワーフの集団が、野原にて対峙していた。
そう、カレーとラーメン問題の決着をつけるため。
今にも乱闘が発生してもおかしくない、一触即発の場だった。

そこへ、一人の老人が歩み出た。
「まぁまぁ…おたくら、落ち着いて、コレでも食べなさい」

…カレーラーメン、だった…

309 名前: 名無し三等兵 04/01/26 22:53 ID:???

これがエルフ・ドワーフ連合国誕生の瞬間である。

344 名前: 名無し三等兵 04/01/27 00:03 ID:???

ドワーフとラーメン小ネタ。

「主任飲みに行きましょうよ」
「ふふふ、俺を飲みに誘うとは良い度胸だ」
・・・・・・
「う〜飲み過ぎた〜」
「うははは、まだまだ青いなヒヨッコ!!俺と飲み比べなんて百年速い!!」
「ハハハ・・・じゃ、ここで。お疲れS
「何を言っている!!締めのラーメンを食べてないだろうが!!」
「へ?・・・いや、気持ち悪くてそれどころじゃ・・・」
「うるさい!!ラーメンを美味しく食べる為の酒じゃねえか!!しのご言わずいくぞ!!」
「だめです!!今食べたら出ます!!」
「なに!!じゃあ今出せ!!直ぐ出せ!!そしたらすぐ行くぞ!!」
「うおええええええぇぇぇぇぇぇぇえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・

それ以来、主任とは飲みに行ってない。

401 名前: 名無し三等兵 04/01/27 04:23 ID:???

久しぶりにスレを除いたらすごいことになっててワロタ。
ちょっとネタ投下。

「ようこそいらっしゃいました。今日は最高級料理を存分に味わってください」
「………あなた方はエルフという種族を理解してらっしゃらないようですな!同盟の話はなかったことにさせていただく!」

「というわけなんだよ山○くん」
「ははあ、そりゃあ怒るのもむりはないな」

「もう話すことなどないというのに…。しかし美しい森だな。
この国にもこのようなところがあったのか」
「むほっ!この匂いは!我々の大好物ではないか!しかし…」
「心配は要りませんよ。ほら」
「木のスプーンに竹の器とは、金属を嫌う我々エルフの性質をよく理解してくれている。
しかもこのカレーのうまさと言ったら!」
「そうか、我々の用意したスプーンは金属製だった。
それではお怒りになるのも無理はない…」


スレ違いスマソ




643 名前: カレー方面ネタ。 04/01/28 17:30 ID:???

シリアスカレー

場所はJ民党食堂。総理が自衛隊幕僚との調整を終え、食事をしている一こま。
「それで、原始林復興の件はどうかね」
「はい、人員や物資は確保できました。あとは植林計画を実行するだけです。」
「そうか・・・あそこはエルフ共の聖地だそうだからな。予算が勿体無いが仕方がない」
「まあ、形だけでも計画を実行すれば何も言ってこないでしょう・・・」
・・・・・・
暫くして、J民党食堂名物のカツカレーがやってくる。
「さあ、食べてくれ。俺のおごりだ。」
「有り難うございます。・・・そう言えば総理、この前のエルフ長老との会談でカレーの話題が出ていたそうですが・・・」
「ああ、全てのエルフにカレーが行き渡る様に、大量生産を依頼された。」
「それで了承されたのですか?」
「エルフ長老直々の嘆願だからな。国営傘下の食品工場でエルフ向けのカレーを生産する事になった。」
「・・・よく予算が降りましたね」
「渡りに船だからな。迅速に対応させてもらったよ」
「どういうことです?」
「・・・カレーって言うのは、いろいろな漢方薬にも通ずるスパイスを使う・・・
 その中に、強い依存性を持つ物が含まれていても不思議ではあるまい?」
・・・・・・
「・・・まさか、エルフ共がカレーにあそこまで執着する理由って・・・」
「ふふふ、皆まで言うなよ幕僚長。どこに耳が有るか分からんからな・・・」
・・・・・・
「・・・国府とは恐ろしい所だ・・・我々も油断が出来んかもしれん・・・背中には気をつける事にしよう・・・」



688 名前: 小ネタ。 04/01/28 22:44 ID:???

エルフ達の2ch。
「カレーライスの方がうまい!!」
「いや、カレーパンの方がうまい!!それに持ち運びも可能だ!!」
「それなら、カレーヌードルもOKと言う事になるではないか!!あんなの邪道だ!!」
「・・・あれはあれで好きだが・・・」

「「「なんだと!!このドワーフ野郎!!」」」

「そんな、怒鳴らなくてもいいじゃないかよう・・・」

「カレーは飲み物だ」
「「「「ネ申降臨!!!」」」」


759 名前: 名無し三等兵 04/01/29 00:52 ID:???

シリアスカレーその2 その1を先にお読みください。

ある日、自衛隊キャンプにエルフの患者が運ばれて来た。
「・・・ふふふ、私の子供達・・・そこなのね・・・ふはふはははふふふ」
「おい!!しっかりしろ!!」
「旦那さん、離れてください!処置をおこないますので!!」
・・・・・・
「先生・・・これは・・・」
「ああ、間違いない。・・・この前の患者と同じ。精神錯乱症状が出ている・・・」
「一体・・・エルフ達に何が起きているんでしょう。」
「・・・分からん・・・ただならぬのは確かだ。」
「・・・エルフの生態が分からない以上、我々にも限界があります。一応、本部にデータを送って、処置方法を検討してもらいましょう」
「ああ、そうしてくれ・・・とりあえず、交感神経遮断剤を使うぞ!用意しろ!!」
・・・・・・
「幕僚長」
「なんだ」
「原始林駐屯軍よりの定期報告で、最近エルフ達の精神衰弱が問題になっている様です。
 そのため、エルフ生態研究所のデータ提供と処置についての支持を願うと連絡がありましたが、いかがいたしますか?」
「・・・許す。早急に送ってやれ」
「分かりました。すぐ手配します」
・・・・・・
「・・・守るべき者を騙し、それでも意義の有る自国の利益か・・・私は地獄行きだな・・・」

「・・・それでも、日本を・・・元の世界に戻す為に・・・やらねばならん、か・・・」



777 名前: カレー方面書いてた奴 04/01/29 01:31 ID:???

シリアスカレーその3 その1、その2を先にお読みください。

ある自衛隊キャンプ食堂の一こま。
「おい、新聞みたか?エルフの事載ってるぞ」
「ああ、エルフカレーの中に、覚醒剤に似た症状を出すとかなんとかだろ?」
「今日の昼に、総理が記者会見をやるらしいぞ」
「総理か・・・顔見んの出陣式以来だな・・・あ〜あ、早く元の世界に帰りてえなあ〜〜〜」
「言うな!!俺までしんみりしちまうだろうが・・・ハア・・・」
・・・・・・
「隊長、みましたか?会見。」
「・・・エルフ達も難儀だな。マナを得る為とは言え、覚醒剤もどきを摂取しなくちゃならんとは・・・」
「まあ、コーヒー中毒みたいなモンらしいですが、身体に悪そうですね。同情しちゃいますよ。」
「エルフに取ってカレーは必要不可欠な物だからな。まあ、これから順々に改良されていくんだろうが・・・」
「隊長、昼飯ができました!!久し振りの牛肉入りカレーですよ!!」
「「う・・・」」
・・・・・・
「旨く逃げましたな、総理。まさか、コーヒーを比喩に出すとは思いませんでした」
「ふふふ、エルフに取って『カレーは飲み物』らしいからな。使わせてもらったよ」
「ははは・・・ところで、M主党がエルフの族長と面会を求めてるらしいと、長老側近から連絡が入りました」
「ふん。浅ましいモノだ。エルフ保護法案の時はあれだけ下衆な発言をくり返しといて・・・虫酸が走る!!」
「・・・もっとも、長老筋も相手にはしていないそうですが・・・いかがいたします?」
「・・・情報を息のかかったマスコミに流せ。そしてM主党の矛盾を徹底的に突かせろ。もちろんエルフの談話付きでな・・・」
「承知しました。」

「・・・反対するしか自己主張の場がないのも悲しい物だな。異世界での借金を抱えたまま、M主党はここで終わりだ。ふふふ・・・」


790 名前: カレー方面はもういらない? 04/01/29 01:53 ID:???

カレー粉とエルフ。

ここは荒野地帯。自衛隊員と傭兵エルフが、捕まえた大とかげを捌き調理中。
「さて、捌き終わったな。あとは煮るだけだ」
「ほ〜、上手いモンだな。エルフの男はみんなこうなのか?」
「まあな。俺達は常にマナを吸収しなくちゃいけないから、この程度の刃物裁きならみんなお手のモノだな」
「へ〜って、なんだそりゃ?」
「は、荒野用のカレー粉に決まってるだろう?」
「・・・は?こうやよう?」
「あのな、土地の特性や精霊を統べる主によって、必要な薬草や香辛料が変わってくるんだよ!常識じゃないか!!」
「はあ、常識なのか・・・」
「たく、つまらない事を聞くな。カレー粉の投入はタイミングが肝心なんだ。ちょっとの狂いが・・・」
「どうでもいいが、焦げてるぞ。とかげ。」
「なにーーーーーー!!!!あーーーーーーーーーーーーー!!」

「おい、エルフ。これ辛いぞ」
「まあ、荒野用だからな。好みは別れる。ちなみに俺は湿地帯用がまろやかで好きだ」
「聞いてねえよ」


793 名前: カレー方面書いてた奴 ビキニ擁護論? 04/01/29 02:50 ID:???

女性エルフの服装討論。

ランジェリーエルフAを見兼ねたビキニアーマーエルフBが、自衛隊キャンプに説得に来た。
まわりは人だかり。エルフ二人に挟まれた女性自衛官がおろおろしている。
「あなたね!もうちょっと服装に気を付けたらどうなのよ!!」
「なによ!!私の勝手でしょ!!」
「まあまあ、そんなに大きな声出さないで・・・冷静に・・・」
「大体ね、そんな格好じゃ周りの皆さんに迷惑かけるでしょ!!分ってるの!!」
(((いや、そんな事はないが・・・むしろ、眼の保養に・・・)))
「まあ落ち着いて・・・でも、一理有るわよ。あなたも、もうちょっとちゃんとした服を・・・」
「別にいいでしょ!!みんなも似合ってるって言ってくれるわ!!」
「・・・ははは」(まったく、ウチの馬鹿共は・・・)
「あのね、彼女か言いたい事はそんな事じゃないのよ!!」
(そうよ!!そうなのよ!!!外を下着姿で歩くのは・・・)

「そんなフリフリした結婚装束みたいなの着て戦場にでるなんておかしいっていってるの!!」

「そうそうって、違う!!」
「くっ!!」
「そんな装束で戦いの精霊を統べる事なんてできる訳無いでしょ!!さっさとビキニアーマーを着なさい!!」
「・・・わかったわよ・・・」
「・・・わかってくれればいいわ・・・いくわよ」

「・・・エルフの常識って分からない・・・分かりたくもないわ・・・」

(((まあ、俺達はどっちでも言い訳だが)))


822 名前: カレー方面書いてた奴 04/01/29 12:47 ID:???

嫌展方面で得た情報によると、オークはエルフから派生してできた種族らしい。
ということで、小ネタ。

最近自衛隊と同盟することになったオーク種族。
エルフのつてと言う事もあって、自衛隊駐屯キャンプではオーク族長を迎えてパーティーが開かれた。
エルフ族長達も参加と言う事でもちろんカレーが出る訳だが・・・

「ほう!!これがカレーとやらか!!!なかなかの味だべなエルフの!!!」
「そうだろう!!これこそ至高の味!!我等が恋いこがれて止まない味だ!!!」
「そういってもらえて光栄です・・・なお、本日は趣向を変えたルーも御用意いたしました・・・」
「ん?カオリが違うな・・・む!なんだ?これは・・・」
「はい、ハヤシライスと言いまして、カレーにトマトの風味を加えた様なものでありまして・・・」
「う〜ん、悪くわないが・・・またの機会に・・・って、どうしたオークの?」
「す、素晴らしい。こんな旨いモン食った事ねえダ!!」
「オ、オークの落ち着け・・・」
「いーや!!落ち着いていられねえだ!!むぐむぐむぐむぐむぐ・・・」
「・・・まったく、オークのは落ち着きがなくて困る。こうなっては食べ終わるまでまった方が賢明ですな・・・」
「はあ、そうですね。じゃあ、族長さんにもカレーをお持ちしますね。今日は族長さんが好きな豆カレーを御用意しましたので・・・」
「なに!!本当か!!!いや〜楽しみだ!!!」

「やっぱりエルフの仲間だけあって、オークもカレーっぽいのが好きなんだな」
「まあ、厳密に言えばカレーじゃ無いんだけどな・・・」


824 名前: カレー方面書いてた奴 04/01/29 13:04 ID:???

生首砲台を見てて思い付いた小ネタ。

ここは前線。帝国軍の襲来に備えて塹壕作りに余念がない自衛官達。
そこにエルフ族長がやってくる。

「これであらかた完成したか?」
「そうですね。これだけ掘れば、安全に行動ができるでしょう」
「ほう・・・これが塹壕というものですか・・・」
「あ、族長!!汚い格好ですみません!!!・・・御身自ら御視察ですか?」
「いやいや、若い衆が『自衛隊の人が画期的な砲台陣地を作ってる』と言っていたのを聞いたもので・・・」
「砲台?」
「なるほど・・・これなら機動性もばっちりだし、大地のマナも吸収し易い・・・考えましたな」
「???」

その意味は翌日、帝国軍の襲来で分かる事になる。
それを見た自衛官の一言。「あれは地獄だ。いろんな意味で」


839 名前: カレー方面書いてる奴 ダーク指定 04/01/29 16:55 ID:???

シリアスカレーその4 生首砲台ネタ。

自衛隊前線司令部。そこに原始林でエルフ達の介護を担当していた医師が駆け込んでくる。
「どう言う事だか説明してもらいたい!!なぜ、神経錯乱状態のエルフを戦場に出す!!」
「・・・今回の作戦では、敵の主力を引き付け撃滅する。その為に必要な人柱だ・・・」
「?どう言う事だ!!それに何の関係が・・・」
「エルフの兵法に、大地の霊脈を利用した戦争魔術があってな。
 霊的な処置をした、生きたエルフをその霊脈に首を出して埋め、砲台として機能させるそうだ」
「・・・まさか・・・そんなこと・・・」
「そのまさかだ。今回の作戦に彼等を使う。非常に死亡率が高い為、彼等の身体を利用する事になった。
 これは本営はもちろん、エルフ族の承認も得ている。」
「嘘だ!!同族を使い捨てにされて、黙っているはずが・・・」
「彼等の帝国への怨念は、道義を捨てても拭えきれない程、暗くて深いモノなのだろう、さて・・・」

「なんだ!!なにをする!!!」
「君には今作戦が終了するまで営巣に入ってもらう」
「・・・お前達は鬼だ・・・」

「・・・俺達は鬼か・・・言ってくれるな・・・今、一番聞きたくない言葉だ・・・」



873 名前: カレー方面書いてる奴 ダークっぽいの 04/01/29 19:36 ID:???

シリアスラーメン

緊急の事態と言う事で、総理官邸集まった自衛隊幹部と総理。
「共和国残党とそれに協力してたと見られる旧K産党ゲリラが大陸北部の旧炭坑に立てこもりました。
 至急、隊を派遣し撃滅する事をお許し願いたい」
「共和国残党?俺達を呼んだ奴等か・・・まだ生き残っていたとはどう言う事だ?」
「・・・旧K産党らが各地で匿っていたと見られ、帝国の総攻撃に合わせた脱出で包囲網を突破された模様です。
 現在、K産党アジトの場所を洗い出してます。が、おそらく最後の残党でしょう」
「ふん。・・・しかし、皮肉なものだな。共和国最後の地が炭坑か・・・」
「10年前の大陸動乱ですか・・・切っ掛けは・・・」
「・・・炭坑の資源欲しさに現地のドワーフともめ事を起こし、共和国が軍を出して接収したのが動乱の始まりだ・・・
 まったく、今も昔も迷惑振りは変わらんと見える・・・」
「・・・・・・」
「だが、まあ、今回は我国の主力派遣はいらんだろう・・・」
「な!、どう言う事ですか?」
「・・・ドワーフを使え。奴等にやらせる。我々は残党共が穴蔵から出てこられない様、徹底的に包囲しろ。
 詳細は大陸の北部師団にまかせる。穴蔵の事は我々より奴等の方が詳しい。昔年の恨みも晴らしたいだろう。いい機会だ」
「・・・なるほど。流石は総理。達見です」
「ふふふ・・・、我々は奴等のリングを作ればいいだけ。後は観客として、ドワーフの復讐劇を観戦するとしよう・・・」

「幕僚長。よろしいのですか?」
「なにがだ・・・」
「ドワーフ族とは同盟中です。我々も協力して作戦行動をすべきでは・・・」
「・・・ドワーフに取って、奴等は昔年の怨敵だ。邪魔をしたら、逆に恨みを買いかねん。
 それに総理の支持は適格だ。我々の被害は極小に抑えられる。合理的だ」
「・・・・・・」
(分ってはいる。だが、なぜ・・・こんなに苛つくんだ・・・)

「私が軍人になり切れていないと言う事か・・・」
「・・・・・・幕僚長」
「・・・今言った事は・・・」
「分かりました。黙っておきます・・・」



878 名前: カレー方面書いてる奴 04/01/29 19:56 ID:???

>>843の生首砲台レコード盤ねたをみて思い付いた。

こちら、自衛隊前線本部。帝国の進軍の報を聞き、準備に追われている真っ最中。
そこにエルフ達がやって来た。
「一佐。我等、盟約により今回の戦闘に協力する為に参上した魔法攻撃隊です。御指示をお願いしたい」
「おお、ありがた・・・なんですか、そのでっかい首輪は・・・」
「これは日本の工芸品と我等の英知が生み出した、名付けて簡易法術陣。『レコード盤』です。」
「はあ、そうですか。・・・(なんか、もっと聞いて欲しそうだな・・・)それでそれはどう使うんですか?」
「よくぞ聞いてくれました!!これは前回の迎撃戦でおこなった『塹壕生首砲撃』において出て来た欠点を克服すべく、改良に改良された補助装備なのです。真ん中で折る事も可能なので、持ち運びも簡単です!!棒を付ければ待機中も楽です!!」
「・・・はあ・・・で、なんで今付けてらっしゃるんですか?配置に着いてからでもいいんじゃ・・・」
「なんでって、かっこいいじゃないですか!!この角度なんて痺れるでしょう!!ホラ!!ホラ!!」

「・・・どうでもいいが、うっとおしい事は確かだな。あの兵器・・・」


449 名前: ドワーフの習慣(1/2) 04/02/17 10:38 ID:???

 ドワーフねたです。

 炭鉱復活の切り札として本土に招かれたドワーフ技師たちは、その夜ニホン側から
温泉旅館での酒宴の誘いを受けた。
 「なに?酒がのめるのか。無論、承知じゃ!」
 「わはは。ワシらは酒の誘いはいつでも断らんぞ!!」
 異国の酒はどんなものであろうか、と楽しみに旅館に出向いた一行であったが、
出迎えたニホン人技師の言葉に驚愕することとなる。
 「本日はお疲れ様でした。まず温泉で汗をお流しください」

 「湯に、つかる?」
 「ニホン人とは奇妙なことを考えるものだのぅ…」
 「むぅ。しかし一度した約束を違えるわけにもいくまいて」
 水浴びをすることすら稀な彼らにとって、入浴という習慣は信じられないものであった。
 しかし、一度酒宴に出ると約束したからには、何が何でも守るのがドワーフである。
 なれない入浴ですっかりのぼせながら、これも初めての浴衣にきがえて宴会の席に着く。
 早速、一行の前にキンキンに冷えた生ビールのジョッキが置かれ、乾杯の音頭が取られる。
 やれやれやっと飲めるのか、と口をつけた瞬間…。
 「!!!!」
 「(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー」



450 名前: ドワーフの習慣(2/2) 04/02/17 10:39 ID:???

 「なんちゅう美味さじゃ!」
 「渇いたのどにしみるのぅ」
 「こりゃ、いくらでも入るわぃ」
 次々にお代わりをするドワーフたちの飲みっぷりにやや呆れつつも、好感触に喜ぶ
ニホン側はさらに食べ物を勧める。
 この旅館の名物料理は刺身でもなく山菜でもなく、なぜかアツアツの餃子であった。
 「餃子キター*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!」

 「な、ななんじゃ、この食い物は!美味すぎるっ!」
 「口の中に広がる肉汁と脂の甘さ……それがしつこくなってきたところで…」
 「そうっ!ビールを流し込む…。最高じゃ…止められん」
 大皿に盛られた大量の餃子は瞬く間にドワーフたちの胃袋に納まる。
 旅館側も必死になって餃子を焼き上げるが、激闘1時間ついにタネがつきてしまう。
 「なんじゃ、もうないのか」
 「まあ材料が尽きたというのでは致し方あるまい」
 「しかし少々物足りないのぅ…となれば」
 「「「ラーメン!!!」」」

 こうしてドワーフの習慣に、風呂、風呂上りの餃子とビール、しめのラーメンが加わる
こととなったのであった。


506 名前: エルフ達に走った衝撃!!豚丼キャンペーン!!! 04/03/11 20:56 ID:???

「うわあああぁぁぁぁっっぁっぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「どうした!!エルフA!!」
「なんてこったあ!!吉野家がキャンペーン中はカレー丼休止中だなんて!!!!しかも5日間も!!」
「な、なんだってーーー!!!それじゃ、5日間なに食って生きてけばいいんだ−−ーっ!!!」

「・・・お前等、吉野家に踊らされ過ぎだぞ・・・」

「「牛丼休止の時、あれだけ騒いだ人間にそんな事言われたくない!!!」」
「は、はもらなくてもいいじゃないか・・・(泣」


195 名前:政府広報課 ◆F2.iwy/iJk :04/05/31 11:32 ID:???
 ネタですか・・・・。

「エフル殿、少し伺いたい事が・・・」
 恐る恐る伺うA一士とB一士。
「何でも聞きやがってください」
 と、両手でカレーを抱えて、ライバルでも見るような顔をするエフル。
「今度のカレーは一体なんなんですか」
「も前ら、カレーを奪おうってんですか!そんなに欲しけりゃあ、も前らで作りやがってください」
 その言葉に、思わず頭をたれる2人。
「誰も欲しいなんて言ってませんって!」
「おや?違うんですか」
「はい。・・・ともかく、そのカレーは何だか赤いんですが」
「おや、よく気づきやがりましたね?」
 そんなに赤いと誰でも気づくジャンと内心突っ込む2人。
「ふふふ、自分の故郷に自生していた野草をミックスして、ぶち込んでみました」
「はあ」
「おたくの国から直輸入した10倍カレーとかより、刺激的になりましたYO」
 二人は顔を見合わせ、そのカレーを想像して、不気味なものでもみたかのようになる。
そんな様子に全く気づかないエフル。
「もお、10倍カレーなんて、目じゃなくなりやがりました」

 自分なりにネタ投下。